辞書ブラウザ「Logophile」(Windows版)の使い勝手を、自作のAHK(AutoHotkey)スクリプトで改良してみるシリーズの第2弾です。前回は、検索モード選択のプッシュボタンを押しやすくするショートカットキーを作ってみました。今回は、検索結果リストの使い勝手をちょっとだけJamming風にするショートカットキーです。
続きを読む[AHK] Win版Logophileで検索モードの組み合わせを一括設定するスクリプト
今更ながら、辞書ブラウザ「Logophile」の使用環境を最近やっと整え始めました。これまで使ってきたJammingとPASORAMA(X10001)を引き続きメインに据えつつ、LogophileやEBWin4を適材適所で組み合わせる環境を構築していこうかなと思っています。
さて、JammingからLogophileに移ったときに戸惑う点の1つが、検索で使うインデックスを指定するためのプッシュボタン です。
辞書ブラウザに「類語一括検索」機能を付ける方法
パソコン上の辞書ブラウザで使える検索方法というと、前方一致検索や全文検索などが定番ですが、新たな検索方法として、英単語の「類語一括検索」機能というものを勝手に実装してみました。辞書ブラウザに英単語を1つ入力するだけで、その類義語をまとめて串刺し検索できる機能です。AHK(AutoHotkey)を使って実装しています。
もともとは遊び半分で作ってみたプログラムなのですが、使ってみたら意外と実用的で、仕事でも手放せない機能になりましたので、スクリプトをご紹介したいと思います。今のところ、Jamming、Logophile、EBWin4の各ブラウザで動作します。よろしければお試しください。
※辞書ブラウザのプログラム自体を改造しているわけではなく、検索時の動作をAHKで制御しているだけです。
続きを読む「うんのさん」の例文を翻訳の自習用素材に変える方法
「うんのさんの辞書」こと『ビジネス技術実用英語大辞典V5』の例文を、翻訳の自習用素材として手軽に活用するためのAHKスクリプトを作ってみました。自分で指定した見出し語の例文を、次のような形でテキストファイルに抜き出して、単語レベルや単文レベルの訳出練習に使うことができます。
通常の辞書ブラウザの画面上だと、訳語や訳例が併記されているので、眺めただけでなんとなく理解できた気になるのですが、こうして文単位で抜き出して、自分の頭で訳を考えてみると、また全然違うのではないかと思います。
(上の例は英文のみ抽出していますが、日本語文のみや、英日併記の形で抜き出すこともできます)。
EBWin4に付属の「ebwinc」、とても便利な辞書検索ツール
Windows用の辞書ブラウザ「EBWin4」には、「ebwinc」というコマンドラインツールが付いているのですが、その存在はあまり知られていないようです。かく言う私も、つい最近までまったく知りませんでした。でも、試しに使ってみたところ、マクロやスクリプトの開発で大いに役立つ、ものすごく便利な辞書検索ツールであることがわかりました。
そこでこの記事では、ebwincの特長と使い方について、自作の簡単なサンプルを交えてご紹介したいと思います。
ちなみに、今回紹介するサンプルの1つに、「英単語の活用形を原形に戻すAHK関数」というものがあります。お手持ちのAHK(AutoHotkey)スクリプトに組み込んでお使いいただけますので、よろしければお試しください。
続きを読む[AHK] ホットキーでウィンドウのアクティブ化とアプリ起動を行うスクリプト
2000年に開発した拙作の検索支援ツール「かんざし」(スタンドアロン版)には、ホットキーでウィンドウをアクティブ化できる機能があるのですが、遅ればせながら、最近その機能をAHK(AutoHotkey)スクリプトに移植し、ついでにランチャー機能も追加してみました。
移植といっても、AHKでは至極簡単に実現できる基本的な機能ですので、わざわざご紹介するほどのものでもないのですが、いちおうサンプルスクリプトを載っけておきます。
続きを読む[AHK] Ctrl/Alt/Shift/Winの組み合わせを別のキー1つで代用させる方法
Windows上で使うホットキーやショートカットキーをAHK(AutoHotkey)でカスタマイズするときに、「Ctrl+Shiftを別のキー1つで代用する」という機能を実現しようとしたら、意外と手こずってしまいました。事の次第と解決法をメモしておきます。
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