PASORAMA(X10001)をキーボードで操作しやすくするツール

2015年03月26日

PASORAMAをキーボードで操作しやすくするためのツールを作ってみました。名づけて「キーボードヘルパー for PASORAMA」。そのまんまの名前ですみません。DF-X10001のPASORAMAの64bit版専用として開発しましたが、32bit版のX10001や、X10000/X9001でも動作するようです。

毎日の仕事でPASORAMAを使っていると、次のあたりが不便に感じます。

  • 検索モードや辞書の切り替えがマウスでしかできない。
  • ↑/↓/PgUp/PgDnキーで検索結果エリア(ウィンドウの左側)と本文エリア(右側)を上下に移動するときに、対象がフォーカス次第で変わり、わかりにくい。
  • 辞書をグループ化する機能がないため、たとえば「英英辞典の検索結果だけ見比べたい」「Jammingに入れていないこの辞書とこの辞書だけ見たい」といったときも、一括検索の結果から目的の項目を手動で選択しなくてはならない。

そこで作ったのが今回のツールです。

このツールを使うと、画面上部の主なボタンをショートカットキーで直接選択したり、一括検索の結果リストを辞書の種類(英和/英英/和英/国語)単位で簡単に移動したりなど、検索時の主な操作がキーボードのみで済むようになり、検索作業が快適になります。また、画面上部のボタン部のでかいパネルを消せる機能もあります。

ショートキーはいろいろありますが、とりあえず次の3種類を覚えておくだけでも、かなり便利に使えると思います。

  • Ctrl+2〜5:一括検索/例文検索/成句検索/日本語例文を切り替え
  • Ctrl+6:全文表示のオン/オフを切り替え
  • Ctrl+↑/↓:検索結果リスト(ウィンドウ左側)のカーソルを上下に移動

詳しい機能については、取扱説明書(PDF)をご覧ください。

当ツールはAHK(AutoHotkey)で開発しましたが、AHKを導入していない環境でもご利用いただけます。DF-X10001のPASORAMAの64bit版専用として開発しました。

[2015/12/14追記] ご試用いただいた方からの情報によると、ahkスクリプトのほうは、32bit版のX10001や、X10000/X9001でも、基本的な機能は動作するようです。

ダウンロードはこちらのリンクからどうぞ。
KeybdHelper_for_PASORAMA_X10001_64bit_v1.0.zip

※Google Chromeをご利用の場合、「〜.zipは一般的にダウンロードされておらず、危険を及ぼす可能性があります」という警告が表示されてしまうかもしれません。警告の横の小さい[]ボタンから[継続]を選択するとダウンロードできます。

公開の段階では、私自身の環境でしか動作確認しておらず、色々な環境できちんと動くのかどうか少々心配です。よろしければ、動作状況を当方までご報告いただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

※当ツールには、以前公開した「PASORAMAのデカいパネルを消すツール」と同じ機能が含まれています。既にそちらをお使いの方が当ツールの機能を併用したい場合、当ツールのみ起動すれば大丈夫です。

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2015/03/28追記:ご試用いただいた方からの情報で、F2キーのダイアログボックスによる検索機能が正しく動作しない場合があることが判明しました。具体的には、次の3つをすべて満たした場合に、入力した語句がPASORAMAに正しく送られません。

・PASORAMAの「クリップボード検索」機能を有効にしている
・F1キーでパネルを消している
・F2キーのダイアログボックスから検索を実行した

現時点では回避策がありませんので、クリップボード検索を無効にするか、パネルを表示するか、どちらかにして対応してください。お手数ですが、よろしくお願いいたします。

(当ツールの機能のうち、クリップボードが関係するのは、この場合のF2キーの動作だけですので、他の機能はクリップボード検索が有効でも問題ありません)。

2015/12/14追記:記事全体に若干の補足・修正を加えました。

posted by 内山卓則 at 21:57 | かんざし・ツール